「どの水着を選べばいいかわからない」
「どんな人が着用しているのか知りたい」
そんな疑問を解消します。
フィットネス水着って全部一緒にみえるわ!
目的によって水着の形も変わるよ
フィットネス水着の特徴
フィットネス水着とは水泳や水中ウォーキング、水中エアロビクスなどの水中運動に適した水着のことです。
主に市民プールやジムのプールなど、運動やトレーニング目的の場所で着用されます。
レジャー用の海水水着やビキニよりも肌を隠す面積が広く、過度な装飾がありません。
そのため、水の抵抗を減らし運動を快適にサポートしてくれます。
女性が着用するフィットネス水着3種類の特徴
①ワンピースタイプの特徴
1番オーソドックス(定番)な水着です。
スクール水着のように上下一体型のため、体のラインは出やすいですがフィット感があり泳ぐことに適した水着です。
見た目もスタイリッシュで、デザインも豊富なことが特徴です。
また水の抵抗を受けにくいこともあり、集中して水泳をしたい人にオススメの形です。
②オールインワンタイプの特徴
ワンピースタイプの形にプラスして、膝まで生地がある水着です。
フィット感があり、水の抵抗を受けにくことが特徴です。
ワンピースタイプより生地が増えたため、値段も少し高い傾向にあります。
肌を隠したいと考える女性が多いため、人気の高い水着です。
水泳オリンピックの歴史をみると、1988年頃までワンピースタイプが主流でした。
しかし2011年頃から、水中での抵抗をより減らす次世代の水着としてオールインワンタイプの水着が現れました。
現在でもその形は大きく変わらず、競泳選手だけではなく水泳に関わる多くの人が着用する水着として定着化しています。
③初心者にオススメ!セパレートタイプの特徴
形はオールインワンタイプですが、トップスとボトムスが分かれているのが特徴です。
トップスの前側にチャックが付いている水着もあり、3種類の水着のなかでも脱ぎきのしやすさは断トツの1位です。
また体のラインを隠してくれるため、女性に人気の高い水着です。
難点としてはワンピースタイプとオールインワンタイプの水着と異なり、水の抵抗を受けやすいことです。
そのため、水泳を本格的にしたい人や泳ぎに速さを求める人には不向きです。
実際に3種類の水着を着用した感想
①ワンピースタイプを着用した感想
フィットネス水着ではないですがワンピースタイプの水着は、競泳選手時代に練習用と大会用合わせて3着持っていました。
ワンピースタイプを選んだ理由は泳ぐ練習に集中できるからです。
着用した瞬間は、少しきつい程度の圧迫感を感じるかもしれません。
しかし実際に入水すると、水着が肌と一体化する心地よいフィット感があります。
水の抵抗も少なく、腕や足が動かしやすい水着です。
ワンピースタイプで30代のわたしが気になる部分は、2点です。
- 水着が濡れたあとの脱ぎにくさ
- 濡れていない時よりフィット感が強くなる。
- おしりの部分で1度引っかかるため、勢いよく脱ぐ必要がある。
- ムダ毛の見える範囲の広さ
- とくにVライン(ビキニライン)が鋭角なので、アンダーヘアが心配になる。
今は脱毛して安心さ☆
②オールインワンタイプを着用した感想
社会人になって”肌を隠したい”という欲求が強くなったため、何度か試着室で着用しました。
オールインワンタイプの着用時のフィット感と安心感は軍を抜いて優秀です。
太ももが引き締められ、スタイルもよく見えました。
オールインワンタイプで30代のわたしが気になる部分は、2点です。
- 水着の着用に時間がかかる
- 私はとくに太ももとお尻が大きいため、下半身の着用に時間がかかる。
- 水着を下から上に引き上げる際に「よいしょっ」と、言うくらいには力がいる。
- 太もも(膝よりも上部分)が隠れる短い丈のスパッツタイプもある。
- 水着に慣れるまでに時間がかかる
- とくにワンピースタイプの水着を愛用していた人は、足の動かしにくさに違和感を覚えるかもしれない。
- 慣れれば1番水の抵抗を受けにくい水着になる。
③現在、愛用中!セパレートタイプを着用した感想
“スピードよりもリラクゼーションを重視して泳ぎたい、とにかく肌を隠したい“という欲求が満たされたのがセパレートタイプでした。
一言でいうならば、泳ぐことができる服です。
それぐらい脱ぎきの楽さは断トツで、着るのも早ければ脱ぐのも早く。力が要りません。
セパレートタイプで30代のわたしが気になる部分は、3点です。
- 泳ぐときの水の抵抗感が強い
- フィット感がなくなるため、トップスが水を押し上げる感覚がある。
- トップスの裾がめくれる時があり、集中できない。
- 商品によっては腰にスナップボタンがあり、トップスのめくれを防止する。
- 3種類の水着の中で値段が1番高い
- トップスとボトムスに分かれているため、ワンピースタイプやオールインワンタイプよりも3,000円程度高い。
- 生地が厚い
- 耐久性は高いが、荷物として持ち歩く際にかさばる。
さる「1人」の意見だよ。
参考程度でみてね
実際にプールでみた水着の種類と着用人数を調べてみた(女性のみ対象)
調査と結果
- 対象:市民プールにいる30代〜70代の女性
- 調べ方:目視
- サンプル数:A市民プール16名とB市民プール24名の合計40名
- 調査項目:泳ぐ専用コースで泳いでいる女性17名、水泳教室に参加する女性10名、歩行専用コースで水中ウォーキングをする女性13名
- 水着の種類:ワンピースタイプ(青色)、オールインワンタイプ(赤色)、セパレートタイプ(黄色)
ワンピース | オールインワン | セパレート | |
泳ぐ専用コース | 2名 | 3名 | 12名 |
水泳教室 | 3名 | 5名 | 2名 |
歩行専用コース | 1名 | 2名 | 10名 |
ワンピース | オールインワン | セパレート | |
30代・40代 | 1名 | 1名 | 3名 |
50代・60代 | 1名 | 6名 | 9名 |
70代〜 | 4名 | 3名 | 12名 |
みんな美魔女で正確な年齢はナゾ
参考程度にみてね
考察
今回は市民プールで泳ぐ女性を中心に調べたため、軽い運動や水中ウォーキングを目的にしている人が多かったです。
また泳ぐ専用コースで泳いでいた人が、後々歩行専用コースで水中ウォーキングをしている姿もよくみられました。
そのため、セパレートタイプの着用人数が多かったと考えられます。
水泳教室の参加者は、水の抵抗が少ないワンピースタイプやオールインワンタイプを着用する人が多かったです。
「水泳は初めてだ」という60代・70代の初心者が中心でした。
水泳教室の上級者コースやジムのプールでは、よりワンピースタイプやオールインワンタイプの水着が選ばれる可能性があります。
まとめ
- 水泳を本格的にしたい、泳ぎに速さを求める女性はワンピースタイプがオススメ
- 水泳を本格的にしたい、下半身を隠したい女性はオールインワンタイプがオススメ
- 軽い水泳や水中ウォーキング、水中エアロビクスをしたい女性はセパレートタイプがオススメ
はじめて水泳をする女性には
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